甘酒のお祭り紹介
丹生都比売神社 祈年祭・新嘗祭
丹生都比売神社は、1,700年以上前に創建された世界遺産の古社です。
主祭神の丹生都比売大神は、「丹生大明神告門」によれば、紀伊地方に稲作を伝えたとの伝承があり、また、神さまが降臨されたとき、酒殿で里人が酒を醸し神さまに供えたと伝わっています。
さらに、神社のある天野盆地は、豊かな土壌と放射冷却現象が起こることから、古代から米作りが行われ、おいしいお米が採れ、天野米は希少な銘柄米として和歌山では有名です。
これらの伝承を伝えることと、標高450メートルの地にある当社は、温暖な和歌山にあって、正月には気温が下がり、雪も降ることから、参拝者に温まっていただくため、甘酒の接遇をはじめました。麹は、古くからの伝承を大切に、紀の川の伏流水を用いている酒蔵「初桜酒造」で米麹を作り、地域の婦人会の協力も得て甘酒の振る舞いをしています。
- ■開催日
- 祈年祭 2月17日 新嘗祭 11月23日
- ■開催場所
- 和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野230