工場のご紹介
工場のご紹介
マルコメが商品づくりの
出発点とするのは、「お客様」。
「よりおいしく、より楽しく、健康的に」を
キーワードに、
最新鋭の設備で
現代のライフスタイルに合う、
明日の食文化を創ります。
仕込み棟は全自動化を実現。ハイテク化された衛生的な生産ラインにより、毎日たくさんの味噌がつくられ、全国へ発送されています。
味噌の原料は、大豆、米、塩の3つ。味噌づくりには、芸術と言われるほど、さまざまな工程があります。
お味噌の原料や麹の作り方など、お味噌ができるまでの工程をマルコメ君が分かりやすく教えてくれます!
各工程を写真を交え、詳しくご紹介します。
精米し、入荷されたお米を選別した後、洗浄し、タンクの中で水に一定時間漬けておきます。
水切りしたお米を、ふっくらとやわらかく蒸し上げます。
蒸しあがったお米を冷却します。
冷却したお米に麹菌をつけ、麹をつくります。1機でおよそ30tの麹をつくります(直径16mという、日本最大規模の装置が合計6機あります)。できあがるまでは、およそ3日間。温度や湿度をコントロールしたり、空気を補給するため「手入れ」という攪拌操作がかかせません。
コンピューターを駆使し、安定した品質を確保しています。
大豆は、カナダやアメリカからコンテナで搬入します。搬入された大豆に、異物や変色したものがあった場合、640チャンネルの目をもった色彩選別機が認識し、自動的に取り除きます。
選別して洗浄した大豆を、一晩水に漬けておきます。
たっぷり水を含み、2倍程度になった大豆を水切りしてから温めます。
大豆を連続的に柔らかく蒸します。高温・高圧で処理するため、短時間で蒸し上がります。信州みそ特有のあざやかな山吹色を出すための重要な工程です。
蒸し上がった大豆を冷却し、仕込み混合ラインへ運びます。
大豆、麹、塩をそれぞれ計量します。
大豆、麹、塩を混合します。このとき発酵に必要な酵母菌、乳酸菌も添加されます。
混合されたものを細かくし、発酵しやすくします。
異物を混合させないマルコメ独自の搬送装置。安全で衛生的にみそを提供します。
仕込んだみそを発酵させます。1本120トン(大型トラックおよそ12台分)の大型熟成タンクを、数多く設置しています。常に安定した熟成管理ができるよう、棟内部では空調設備が完備されています。数ヶ月後には、風味豊かな熟成みそが誕生します。
大豆の処理から仕込み混合までの一連のラインを自動でコントロール。100台を越えるカメラで各ラインの様子を監視し、品質の安定を図っています。
小ロット用大豆回転蒸煮缶
最新の技術を活かした仕込み、熟成により、手作りの良さを求める小ロットニーズにも応えます。
小ロット用仕込み混合機
小ロット地下熟成庫(4t)
じっくりと熟成された味噌は、製品として出荷するために様々な加工がされます。味噌をこし味噌にするための装置などがあります。
蔵出しみそに、厳選したかつおやこんぶのだしをブレンドし、おいしく調味します。また、味噌を加熱・冷却することにより、だしの風味を長持ちさせます。
※現在製品の9割がだし入りみそです。
だしをブレンドした味噌は、徹底した衛生管理のもと、カップやボトル、袋などに充填されます。例えば「料亭の味」のラインでは、1分間に120個のスピードで充填・包装することができます。
出来上がった製品は、段ボール箱に詰めて出荷されます。写真は、パレットに段ボール箱を積むための作業ロボットです。
マーケット情報をもとに、ネットワークで情報を共有化。最新の分析機器を駆使して新商品開発に反映しています。
手軽においしいみそ汁を飲みたい、というニーズをとらえた「だし入りみそ」はここで生まれました。
マルコメでは、生産設備各種で厳しい審査をし、環境保護に積極的に取り組んでいます。
その成果として、環境を重視したモデル工場として、高い評価を得ています。
マルコメでは、1日に約400tのお味噌を造っています。
これは、お味噌汁一杯に使用するお味噌を20gとした場合、約2000万食分になります。
このように多くの皆様に愛されて続けているお味噌を、より安全に造り続けてゆくために、
マルコメでは本社工場にて食品安全の国際規格であるISO22000を認証取得し、更なる品質向上に努めています。
これからも品質を第一に考え、たしかな品質で、安全で安心できる商品をご提供して参ります。