ダイズラボのある生活
やさしい旨味に思わずほっこり。
大豆の美味しい楽しみ方。
2015/10/23
やさしい旨味に思わずほっこり。大豆の美味しい楽しみ方。
ダイズラボのある生活
2015/10/23
丸くてころんと可愛くて、煮ればほくほくと美味しい。味噌や醤油の原料にもなる大豆は、日本の食生活に欠かせない食材として、古くから愛されています。
そんな大豆の魅力は、なんと言ってもその豊富な栄養素!身体を作る良質なたんぱく質を筆頭に、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどが含まれる大豆は、まさに自然のバランス栄養食。毎日の食事に取り入れれば、不足しがちな栄養を無理なく補うことができます。
大豆の優しい旨味は、和食だけでなく洋食やエスニック料理にも合わせやすく、サラダやスープ、煮込みなどさまざまな料理にアレンジ可能。今回はそんな大豆を、気軽に美味しく日々の料理に取り入れるヒントを、たっぷりとご紹介します。
乾燥大豆を戻すのは、手間がかかると思われがちですが、「一晩水に浸してゆでるだけ」なので、作業はとてもシンプル。ゆで大豆があれば、副菜から主菜まで、いろいろな料理に展開ができるので、とても便利です。
ふっくらと煮上がったゆで大豆は、ほくほくとして旨味が凝縮。ペーストにしてポタージュにしたり、炊き込みごはんに使ったり、肉の代わりに使うのもおすすめ。カロリーを抑えながらボリュームを出したい時にも重宝します。煮汁にも大豆の美味しさが溶け出しているので、ダシとして余すことなくスープや煮込みに使いましょう。
[材料]
大豆・・・300g
水・・・1.5L
[作り方]
【1】鍋に洗った大豆と水を入れ一晩つける。(8時間程度)
【2】[1]を中火にかけ、沸騰したら弱火にし蓋をして、時々、灰汁をとりながら1~2時間ゆでる。(好みの硬さに仕上げる)
※ゆで汁に浸した状態で保存容器に入れ、冷蔵で2~3日保存可能。豆とゆで汁を分け、保存袋に入れて冷凍保存も可能
ゆで大豆にインゲンを加え、酢、塩、オリーブ油で和えて黒こしょうを振れば、箸休めにぴったりな1品に。洋風のマリネやサラダから和風の和え物まで、副菜作りに大活躍。大豆の旨味とコリコリとした歯ごたえがアクセントになり、食欲が進みます。
スペアリブとゆで大豆を水、醤油、酒、みりん、ショウガ、青ねぎと一緒にコトコト煮れば、ご飯が進むおかずに。味のしみた大豆が美味しく、お肉が少しでも満足感は十分。煮込み料理やハンバーグにしたりと、ゆで大豆は主菜作りにも重宝します。
複雑な美味しさを持つ味噌ですが、実は手作りすることもできるんです。味噌の原料は、大豆、麹、塩、たったこれだけ。大豆をゆでて潰し、塩と麹と混ぜてボール状にしたら、容器に入れて保存。半年後には、美味しい自家製味噌の出来上がりです。
シンプルな材料と作り方ですが、味は本格的。じんわりと深い美味しさに仕上がるのが、発酵の力のすごいところです。秋冬に仕込むと、気温が低いのでゆっくり熟成し、味に深みが出ると言われています。作業は単純なので、友人同士や親子で作るのも楽しいですよ。
[材料]
大豆・・・500g
米麹(乾燥)・・・500g
塩・・・200〜240g
[作り方]
【1】大豆を水に一晩浸ける。
【2】鍋に[1]を入れ水がひたひたになるまで入れ、やわらかくなるまで(4〜6時間)煮て、冷ます。
【3】米麹と塩を手でほぐしながらよく混ぜる。
【4】[2]をマッシャーで潰すか、ビニール袋に入れ潰す。
【5】ボールに[3]と[4]を入れ、手でよく混ぜる。
【6】ハンバーグを作るように空気を抜きながらボール状にし、保存容器にすきまなく押し込むように入れ、全部入ったところで、表面を平らにする。
【7】[6]の表面に分量外の塩をふり、蓋をして保存する。4〜6ヶ月以上、冷暗所に置き熟成させる。
味噌同様に、豆乳も手作りできること、知っていましたか? 温かいできたての豆乳は、豆の自然な甘みがほのかに広がる、滋味深く優しい味。身体がほっと安らぐ美味しさです。
たっぷりでき上がるので、ドリンクやスイーツにしたり、これからの季節はグラタンやシチューに使っても。「にがり」を入れれば自家製の豆腐も作れます。豆乳を濾す際に残る「おから」も栄養たっぷりなので、料理やお菓子作りにぜひ使ってみて下さい。
[材料]
大豆・・・300g
水・・・1.2L
水・・・1.2L
[作り方]
【1】大豆を1.2 Lの水に一晩浸ける。(8時間程度)
【2】[1]をミキサーで混ぜる。(何回かにわけて)
【3】鍋に 水1.2Lと[2]を入れ沸かし、沸騰したら弱火にして10分木べらで底をかき混ぜながら煮る。
【4】ボールに布巾を乗せたザルを乗せ、[3]を漉す。最後に絞る。
大豆の栄養をもっと手軽に取り入れたい、日々の食事をヘルシーにしたい--。そんな時には「ダイズラボ」シリーズがおすすめです。
「ダイズラボ」は、味噌などの大豆製品で知られる『マルコメ』が提案する新ブランド。お湯で戻す必要のない「大豆のお肉」や、小麦粉の代わりに使える「大豆粉」など、普段の料理にさっと活用できる、使い勝手のいい商品で、大豆の栄養をしっかり摂ることができます。
(1)パンケーキミックス
小麦粉を使用しない、大豆粉のパンケーキミックス。コクと塩味の隠し味に使われているのは粉末味噌。甘さ控えめで、しっとりとなめらかな食感のパンケーキに仕上がります。
(2)大豆粉
低温焙煎し、大豆特有の青臭みを抑えて仕上げた大豆粉。100%大豆で栄養が丸ごと摂れ、食物繊維もたっぷり。小麦粉の代わりとして、料理やお菓子作りに使えます。
(3)大豆のお肉シリーズ
お湯で戻す必要がなく、お肉代わりにそのまま使えるのがダイズラボの大豆のお肉。ミートソースなどに使えるミンチ、八宝菜などに向くフィレ、唐揚げなどが作れるブロックの3種類があります。
(4)野菜と炒めるだけシリーズ
下味のついた大豆のお肉とタレがセットになっているので、あとは野菜とそのまま炒めるだけ。麻婆茄子やガパオライスなどの本格料理が、お肉を使わず手軽に楽しめます。
糖質が気になる、カロリーや脂質を抑えたい、でも美味しさはあきらめたくない。健康のことを考えると、食事作りに悩みは尽きません。そんな時に力になってくれるのが、「ダイズラボ」シリーズです。
お好み焼きやマフィンなどの粉もの料理は、小麦粉の代わりに大豆粉を使うことで、糖質を大幅に抑え、グルテンフリーに。がっつり食べたいお肉料理は、大豆のお肉を使って、低カロリー、低脂質に。
加えて、大豆の栄養である良質なたんぱく質が摂れるのも嬉しいところ。「ダイズラボ」シリーズなら、いつもよりヘルシーな食卓を気負わずに作ることができるんです。
大豆の活用術から賢い取り入れ方まで、「大豆の美味しい楽しみ方」、いかがだったでしょうか。小さな粒の中にぎゅっと栄養が詰まった大豆を、毎日の食事に取り入れて、健やかな身体作りに役立てていきたいですね。
次回は、日本再発見マガジン『Discover Japan』が、ふるさとに伝わる大豆料理を求めて、日本各地をめぐります! お楽しみに。