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大湯みほのぬか漬けロマン
Vol.8 食欲がなくてもサラッと食べられる
「ぬか漬け冷や汁」
2019/06/13
Vol.8 食欲がなくてもサラッと食べられる「ぬか漬け冷や汁」
大湯みほのぬか漬けロマン
2019/06/13
もうすぐ夏ですね。皆さんは、日頃から紫外線対策はしていますか?夏のかんかん照りの日差しじゃなくても、紫外線は通年にわたってお肌に影響を与えていますが、特に肌の露出が多くなる夏はいっそう気を付けないといけません。
そんなとき、しみやそばかすの原因になるといわれている、活性酵素の発生を防ぐ植物性乳酸菌や酵素、ビタミンCなどがたっぷり含まれているぬか漬けを毎日の食事に取り入れることで、体の中からも紫外線対策ができるのでおすすめですよ。 ということで、今回もぬか漬けを使ったアレンジレシピをご紹介します!
味噌の香ばしさとぬかの酸味がマッチして、食欲をそそります。夏バテで食欲がない…なんていうときも、サラサラといただけると思いますよ!
この連載では、よく質問されるぬか床の管理方法や、ぬか漬けと上手に付き合っていくための裏技など、ぬか漬けにまつわる事柄をご紹介しています。ぬか床を持っている多くの方が気になっていることばかりなので、きっと役に立つと思いますよ!
<よくある質問1>
ぬか漬けは好きなのですが、塩分が多いイメージがあります。そのあたりは大丈夫ですか?
A:
ぬか漬けの塩分濃度は高いと思われがちなのですが、口に入れた際に「しょっぱい」と感じるのは、塩気だけでなく酸味もあるために、なおさらそんな感じがしてしまうようです。実際に含まれている塩の量は、ぬか床(400g)全体に対しての大さじ2程度の量なので、ドレッシングやマヨネーズをかけたサラダ、ほかのお漬物と比べても、そこまで塩分が高いわけではありません。
ただし、何でも「食べすぎ」は良くありませんので、ほかのおかずと合わせてバランス良く食べることをおすすめします。
<よくある質問2>
ぬか床を冷蔵庫に入れっぱなしにしていたら、アンモニアのようなにおいがしてきました。これはどうしてでしょうか?
A:
ぬか漬け初心者さんからよく受ける質問ですね。それは、ぬか床の乳酸菌のバランスがうまく保たれていないことを意味しています。そうなると、「もう、ぬか床をあきらめて捨ててしまおう…」と心が折れてしまう方がいるかもしれませんが、あきらめるのは早いです!
まず、ぬか床の余分な水分を拭き取って塩を小さじ1入れ、全体の乳酸菌バランスを良くするため、下から上に呼吸をさせるようにかき混ぜてあげてください。その後に、キャベツの芯、水分量が多いかぶやかぶの葉、大根や大根の葉などを多めに入れて、様子を見てください。
翌日に余分な水分が出てきたら拭き取って、ぬか床を下から上に混ぜる…これを1週間ほど繰り返せば、気になるにおいが気にならなくなると思いますよ。ぜひ試してみてください!
次回もお楽しみに!
1981年生まれ。お笑いコンビ「チェリー☆パイ」での活動などを経て、祖母のぬか床を受け継いだことをきっかけに「ぬか漬け芸人」「ぬか漬けタレント」として本格的に始動。全国でぬか漬けにまつわるワークショップを開催するほか、テレビやラジオなどのメディアに出演してぬか漬けをPR中。2014年には初の著書「カラダいきいき!におわないぬか漬けレシピ」(SPACE SHOWER BOOKS)を発表している。