2016年1月21日
マルコメ株式会社
2016年01月21日 マルコメ株式会社
産業廃棄物処理業者による不正流通について(続報)及び 廃棄物処理に関する今後の対策について
平素は当社商品をご愛顧賜り、厚く御礼申し上げます。
過日からの報道にある「産業廃棄物処理業者による不正流通」について、岐阜県より当社商品に関わる発表がなされましたので、昨日の報告に追加してご案内申し上げます。
『 http://www.pref.gifu.lg.jp/event-calendar/c_11222/syokuhin0121.html 』
(岐阜県公式ホームページより)
このような事態が発生し、お客様に多大なるご心配をおかけすることをお詫び申し上げます。
当社としましては、この度の不正流通を受け、今後このような事態が発生しないよう、食品廃棄物を排出する際は、これまでのプロセスに加え、以下の対策を講じることといたしましたので、ご報告申し上げます。
記
【 これまでの産業廃棄物処理プロセス 】
当社では各自治体からの産業廃棄物取り扱い許可を得ている産業廃棄物処理業者を、外部業者の現地調査・評価を基に選定し、当社社員の事前調査を行ったうえで、業務委託しておりました。また、産業廃棄物関連法令に則り、「産業廃棄物管理票」(マニフェスト)をもって最終処理の確認を行っておりました。
【 今後の産業廃棄物処理プロセス 】
- ① 業者選定及び業務確認について
- 「環境省優良産廃処理業者認定制度」及び「長野市廃棄物の適正な処理の確保に関する条例」の手引きなどに基づき、産業廃棄物処理業者の選定基準を作成、明確化いたします。
- 委託業務内容を明文化し、作業工程を明確化いたします。
- 現在、処理を委託している業者についても、定期的及び適宜、作業工程チェックリストに基づいた調査を実施し、業務が適正に行われているかを確認いたします。
- ② 処理方法について
- 製品はそのままの形では廃棄せず、破壊あるいは解袋を行い、さらに味噌の製造工程で発生する残さ等と混合し、流通・販売できない状態にしてから廃棄いたします。
- やむを得ず製品のまま廃棄する場合は、産業廃棄物処理業者の最終処分まで立ち会い、確実に処理されたことを確認いたします。
以上