商品化の背景 / 拡大傾向にある甘酒市場に多様なラインアップを

日本古来の健康飲料として親しまれてきた甘酒市場は、ここ数年の間に健康や美容に対する意識の高い方から支持を集め、拡大傾向にあります。特に米糀の甘酒は、酵素の働きで米のデンプンが糖化されて甘くなるため砂糖を使わずに自然の甘みを楽しむことができ、アルコールも含まれていないことから人気を博しています。最近は夏の季語としても知られるようになり、熱中症対策として甘酒を飲まれる方も増えました。

マルコメでは他社に先駆けてプレーンタイプのみならず、豆乳ブレンドや生姜ブレンドなど、毎日の生活に取り入れやすいラインアップを商品化、甘酒の楽しみ方を提案してきました。今回は、柚子業界で一大ブランドを形成した高知県馬路村と『プラス糀　糀甘酒LL　ゆず』として、メーカー初のコラボレーションが実現しました。独特の香りと酸味がきいたゆずブレンドは春夏限定で発売します。

人気の高い豆乳ブレンドは、ストロー付きで手軽に飲みやすい『プラス糀 糀甘酒LL』としてラインアップに加えました。甘酒を習慣にされているリピーター向けには、プレーンタイプの『プラス糀　糀甘酒LL 3本パック』を商品化しました。※ご要望の多かった大容量タイプは『プラス糀　糀甘酒LL 1000ml』として2016年12月中旬に発売し、ご好評いただいています。

また、飲料用途以外にも砂糖の代わりに料理など幅広く使える甘酒の、原料の違いをわかりやすく訴求するために商品の名称を「甘酒」から「糀甘酒」に変えました。