2022年2月21日
マルコメ株式会社
祖母と作った味噌汁を、今度は孫と一緒に。
忘れられない思い出をつなぐ。
「料亭の味」アニメCMシリーズ10作目となる
~夏休みの思い出篇 ~
2022年2月22日(火)より全国で放映開始
料亭の味発売40周年を記念してエピソードを募集
マルコメ株式会社(本社:長野市、代表取締役社長:青木時男)は、アニメで料亭の味ブランドの世界観を伝えるTV-CMシリーズの10作目として「料亭の味 夏休みの思い出篇」を2022年2月22日(火)より全国で放映開始します。
1982年に生まれた料亭の味ブランドと
その世界観を伝えるアニメCM
生みそとインスタントみそ汁のカテゴリーで売上No.1(※インテージSRI+調べ)の料亭の味ブランドは業界に先駆けて発売しただし入りみそとして1982年にお客様の声から生まれました。時代と共に多様化するライフスタイルやニーズに応じて、液状タイプの液みそ、無添加みそ、フリーズドライの即席みそ汁や特許製法の顆粒みそまで幅広いラインアップを展開しています。料亭の味アニメCMシリーズは、2014年4月から「みそ汁のある風景には家族の絆、あたたかさが存在する」というコンセプトのもと、家族をテーマにブランドの世界観を表現してきました。10作目となる今回はTV放映とあわせ、料亭の味発売40周年として「家族をつなぐ味噌汁」をテーマにしたエピソードを募集。応募作品の中から今後のCM企画を立案していく予定です。
祖母との懐かしい味の記憶を孫に伝えていく物語
10作目となる今回の「料亭の味 夏休みの思い出篇」も過去9作品と同様、アカデミー賞で短編アニメーション賞を受賞した実績もある映像制作会社のロボットに依頼しました。誰にでもある生涯忘れられない味の記憶。今作に登場するひろ子にとって、それは子どもの頃、夏休みに祖母の家で食べた手づくり豆腐の味噌汁でした。今は夏休みに孫を迎える立場となった自分が、冷蔵庫から取り出した味噌を見てふと口ずさんだ歌は、あの時祖母と一緒に歌ったCMソング。大切な記憶がよみがえり、思い出の味を孫たちに伝えようとするひろ子の物語です。
CMストーリー
ある年の夏休み、祖母のタキを訪ねてバスから降りる11才のひろ子。バス停の周辺に田んぼが広がり、祖母と二人きりの家にはセミの鳴き声が響いている。数日後、マルコメのTV-CMが流れている部屋で退屈そうに絵を描いていたひろ子は、「ちょっと手伝って~」とタキに呼ばれる。水に浸けてあった大豆をざるに上げ、つぶした大豆を鍋で煮るタキ。傍らで鍋の中を興味深く見つめるひろ子。祖母を手伝って出来上がったのは、形は悪いけれど味の濃い豆腐でした。豆腐が入った鍋に味噌を溶きながら、タキが「マルコメ、マルコメ・・・」のCMソングを歌うと、ひろ子が合いの手を入れる。楽しそうに歌いながら作った味噌汁とともに昼ご飯を食べる二人。広い畳の部屋で寝返りをうちながら「私は何をしてたんだろう?」と自問するひろ子は、いつしかキッチンで下ごしらえをする50代のひろ子に。そして夏休み中の孫、悠真と結菜が坂を駆け上がって来る。晩ご飯の仕度中に冷蔵庫から「料亭の味」を出しながらふと「マルコメ、マルコメ・・・ 」と口ずさむと、孫たちも真似をして歌い出す。何かを思い付いたひろ子。大豆をざるに上げるひろ子に娘の麻美が「え?お母さん何つくるの?」と尋ねると、ひろ子は微笑みながら「夏休みのお味噌汁」と答える。あの時の味噌汁と、ひろ子を見てほほ笑むタキ。子どもの頃、楽しかった思い出。きらきらと輝く瞳で祖母を見つめながら豆腐を口にする、若き日のひろ子なのでした。
制作秘話
今回の作品は、「料亭の味」のご愛用者から聞いたエピソードから企画がスタートしました。昔聴いたマルコメのCMソングを口ずさんでいたら、まだ小さな子どもたちが覚えてしまい、味噌が残り少なくなると子どもたちが「マルコメ、マルコメ・・・」と歌うのが日常の風景になった。ということで、CMでは親から子へ、過去から未来へつなげる、を表現しています。ちなみに、このCMソングは1976年からCMに使用しています。一方、祖母と孫との手づくり豆腐味噌汁のエピソードは制作スタッフの実体験です。少年だった頃に食べたおばあちゃんの手づくり豆腐の味わいは、数十年が過ぎた今も鮮明に思い出されるという話から、<誰にでもある、生涯忘れられない大切な思い出>が今作のテーマになりました。ところが、いざ制作に取り掛かろうとした時、味の記憶はあるものの、作り方の記憶はほとんどないことが判明。そこで、どのような工程をシーンに取り入れるか検討するために、アニメーションチームが豆腐づくりにチャレンジしました。普段から何気なく口にしている豆腐も、実際に手づくりしてみると手間がかかり、大変な分だけ完成した時の喜びもひとしお。映像からは豆腐づくりの大変さや楽しさも感じてもらえるかもしれません。
新TV-CM「料亭の味 夏休みの思い出篇」
■バスから降りるひろ子
ひろ子ナレーション
『子供の頃、夏休みには、おばあちゃんちに行っていて... 』
■タキの家の縁側で騒がしいセミの声に
耳をふさぐひろ子
『うるさいぐらいのセミの声と
つけっぱなしのテレビと...』
■タキの声がして台所に顔を向ける
タキ
「ひろ子ちゃ~ん、ちょっと手伝って~」
■すりつぶした大豆を煮るタキ
興味深く見るひろ子
ひろ子ナレーション
『おばあちゃんは、自分でお豆腐を作っていて...』
■出来上がった豆腐に驚くひろ子
『それは、形は悪いけど、
ものすごく味の濃いお豆腐で...』
■豆腐が入った鍋に味噌を溶かしながら
タキがふと口ずさむ
タキ
「マルコメ、マルコメ、マルコメ、マルコメ~♪」
■ひろ子もタキのマネをして口ずさむ
ひろ子
「チャーンチャチャンチャチャチャーン♪」
ひろ子・タキ
「マルコメ、マルコメ、マルコメ、マルコメ~♪」
■味噌汁とごはんと焼き魚だけのシンプルな昼食
手を合わせる二人
ひろ子・タキ
「いただきます」
■広い家に一人寝そべるひろ子
ひろ子ナレーション
『おじいちゃんは、もう亡くなっていて、
私にはいとこもいなかったから、私はあの広い家で...』
■現在、ひろ子の家のキッチン
下ごしらえの手を止めるひろ子
『何をしてたんだろ…?』
■ひろ子の家の前
坂を駆け上がって来る孫の悠真と結菜
その後ろから娘の麻美
悠真「おばあちゃん!」
結菜「おばあちゃん!」
ひろ子「はい、いらっしゃい!」
■冷蔵庫から「料亭の味」のパックを出しながら
ふと口ずさむひろ子
ひろ子
「マルコメ、マルコメ、マルコメ、マルコメ~♪」
■悠真と結菜がマネをして歌い出す
「マルコメ、マルコメ、マルコメ、マルコメ~♪」
■悠真と結菜に手伝いを頼むひろ子
悠真・結菜
「マルコメ、マルコメ、マルコメ、マルコメ~♪」
ひろ子
「あ、ちょっと手伝ってくれる」
■ざるに上げた大豆を見てテンションが上がる孫たち
悠真「わーっ!!」
結菜「おマメ~!!」
麻美「え?お母さん何つくんの?」
■ひろ子は答えるが、麻美には訳が分からない
ひろ子
「夏休みのお味噌汁」
麻美
「え?」
■回想シーン
ちゃぶ台の上の
味噌汁のお椀を持ち上げ
■タキがひろ子を見てほほ笑む
豆腐を一口食べるひろ子
CM概要
- タイトル
- :「料亭の味 夏休みの思い出篇」 (90秒)
- 放映開始日
- :2022年2月22日(火)より
- 地域
- :全国
- CMギャラリー
- :https://www.marukome.co.jp/cm/ryotei/
- CM閲覧URL
- :https://www.youtube.com/watch?v=7eW98pS0nic
スタッフ
- ●クリエイティブディレクター
- 矢口隆(ロボット)
- ●企画
- 平田研也、伊藤衆人、長崎愛(ロボット)
- ●プロデューサー
- 山内雅登、礒部亜希子(ロボット)
- ●プロダクションマネージャー
- 中村光孝(ロボット)
- ●ディレクター
- 平田研也(ロボット)
- ●アニメ―ションプロデューサー
- 木曽由香里
- ●アソシエイトプロデューサー
- 澤田恭介
- ●制作進行
- 坂本悠衣
- ●アニメーション演出
- 川又浩
- ●キャラクターデザイン/作画監督
- 川又浩 丸山千絵
- ●原画
- 川又浩 丸山千絵 渡辺裕二 永山志成
- ●動画検査
- 玉腰悦子
- ●動画
- 玉腰悦子 鈴木香理 山岸あゆみ 續田美香子 佐藤恭子
/手島晶子 真野鈴子 田邉香奈子
(コミックス・ウェーブ・フィルム) - ●色彩設計
- 久力志保
- ●ペイント
- 久力志保 オフィスフウ stella road
- ●美術監督
- 田村せいき(アニメ工房 婆娑羅)
- ●背景
- 田村せいき(アニメ工房 婆娑羅) 谷口淳一 マカリア
- ●CGI
- 小吉礼華 鈴木慧 中島りりか
- ●撮影監督
- 齋藤真次
- ●撮影
- 齋藤真次 鈴木慧 中島りりか 諸戸ほほの
- ●アニメーション制作
- アンサー・スタジオ
- ●音響効果
- 徳永義明(haon)
- ●音楽プロデューサー
- 美登浩二
- ●作曲
- コトリンゴ
- ●ポストプロダクション
- イマジカラボ
- ●声優
- ひろ子(大人)役/菜木のり子
ひろ子(子供)役/境葵乃
タキ役/おぎのきみ子
麻美役/渡辺実希
悠真(子供)役/鈴木琉音
結菜(子供)役/ゆかり
発売40周年を記念して味噌汁にまつわるエピソードを募集
料亭の味発売40周年を記念して「家族をつなぐ味噌汁」をテーマにしたエピソードをマルコメ公式サイトで募集します。選考作品の一部は今後のアニメCMに採用予定です。
募集概要
- 応募テーマ :
- 「家族をつなぐ味噌汁」 ※応募者ご本人、ご家族、ご友人など、実際にあったエピソードをご応募ください。創作でのご応募は受け付けていません。
- 応募資格 :
- どなたでも応募できます。
※未成年者は保護者の同意が必要 - 応募形式 :
- 縦書き、横書き、応募フォームへのテキスト入力、ワード、原稿用紙、スキャンなど、文字が視認できれば応募形式は問いません。
- 応募方法 :
- マルコメ公式サイトより
https://www.marukome.co.jp/news/topics/detail/ryotei40th/