今、仕事に関連することで
一番力を入れていることはどんなことですか?
とにかく、現地のお客さん(マルコメ商品を手に取って食べてくれる人)に、商品や企業の魅力をどうやったら最大限に伝えられるか、これを考えて色々と模索しているところです。
そのため、商品の魅力が伝わるようなリーフレットを作成したり、現地の人の心にどう伝えれば、商品が刺さるのか、どういう販売方法が考えられるのか、そういったことをとにかく「考え抜く」ことに力を入れています。
最近は、フランスのある企業と共同で、シェアオフィスで大豆ミートのテスト販売を実施しました。この時に最も考えたのが、現地に多くある競合商品とどうやったら差別化できるのか、日本の企業として勝負するために何が必要なのか。これを現地の企業と一緒になって考え実践しました。結果、大変良い反応がもらえ、今後のビジネス展開にも新しいアイディアが生まれてきました。
マルコメに入りたいと
思った理由は何ですか?
大学では、比較文化を専攻していました。
そのため、日本文化ど真ん中の「味噌」を海外に売り込むという仕事に、惹きつけられました。
入社してからは、味噌以外にも商品カテゴリーがどんどん増えて、海外に無限の可能性を感じています。
入社前に「これは絶対おもしろいぞ」と思った直観は、正しかったとの実感を日々新たにしています。
今、マルコメで働いていて、
一番楽しいことは何ですか?
現地のお客さんと、食事しながらいろんなことを話すのが本当に楽しいです。
また、異国の地で、ひとり静かにレストランで食事をするのもなかなか日本では得難い情緒があります。
国内では、海外メンバーや海外開発と商品について議論したり、試食をしたり、楽しくない時間があまりありません。
通関で問題が起きた時や、商品が思うように売れないときなど、大変な時もありますが、それはそれでちょっとしたゲーム感覚で楽しんでいます。
今まで、
マルコメで働いてきて、
一番うれしかったことは
何ですか?
一番うれしかったのは、飛び込み訪問したお客さんと、そのあと良い関係を築けたことです。ドイツのお客さんですが、割と田舎の方にある企業で、バスを乗り継いで結構な時間をかけて、「飛び込み営業」をしました。運よく購買責任者と会えて、「バスで来たのか」と大変驚かれましたが、そのあとしばらくやりとりを続け、商品が無事に決まり、今では、自分の一番のお客さんになりました。オーナーが二人いるのですが、二人とも会社見学に別々に来ていただき、購買責任者は2回も工場見学に来られています。ドイツに商談に行く際も、「Mioは5年前、バスに乗って飛び込み訪問してきた。自分が日本で同じことが出来るかと考えると、出来ないよ(笑)」と、よくこの話が取り沙汰されます。あの時、異国の地で暗いバス停で乗り継ぎを待っているとき、正直、怖かったのですが、めげずに営業して本当に良かったです。
今まで、
マルコメで働いてきて、
一番大変だったことは
何ですか?
一番大変だったのは、フランスの大手スーパーに商品が導入される寸前に、パッケージに表記されている内容量に誤りが発覚して、導入が帳消しになりそうになったときです。
内容量は、販売価格に直結している情報のため、バイヤーは大変敏感なのです。
あの時、時差があったため、日本時間の夕方、フランス時間の朝、FaceTimeで輸入業者(兼、卸業者)と話し、
そのあと、輸入業者がバイヤーのところにいって問題解決を図りました。
結果を待つ間、寝ることができませんでした。
輸入業者がバイヤーのところに行く前に、マルコメとしての誠意を見せるため、長文のメールをしたためました。
英語で、精一杯の謝罪の意と、導入だけは絶対に実現させたい想いをぶつけました。
それが功をそうしたのか、気持ちが伝わったのか、そのあと(確か、朝方)、この問題は解決した旨の連絡が入り、本当にほっとしました。
自分がマルコメの社員で、
ここが誇りだと思うことは何ですか?
160年以上の歴史を背負っていることです。
そして、その歴史に甘んじることなく、進化をし続けるその姿勢を、誇りに思っています。
たまに海外のお客さんにも言いますが、100年後も生き残る企業だと思いますし、
生き残るために自分が今何をできるのか、日々考え続けたいと思います。
マルコメを目指す学生に、
何かを伝えられるのであれば、
どんなことを言いたいですか?
マルコメはこれからさらにもっとおもしろい会社になります。
でも、おもしろい会社にしていくためには、若いパワーと多様なアイディアが必要不可欠です。
是非、自分の個性やアイディア、気持ちを、マルコメにぶつけてみてください。
その気持ちが本物であれば、マルコメは必ず答えてくれるはずです。
マルコメの、
こんなところが好き!
挙げるなら何になりますか?
①社員がのびのびしていながら、仕事に真剣なところ。
②若手が活躍しているところ。
③現状に甘んじないところ。
④やりがいのある仕事を任せてもらえるところ。
⑤ユニークなところ。
⑥歴史が長いところ。
⑦自然豊かな土地(長野、新潟、青森、他)に拠点があること。
- マルコメ
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